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久しぶりにズ~ンとくる小説を読みました。

正直、あんまり気持ちのいいズ~ンではないのですが、なんか凄いものを読んで

しまった気にさせられる小説。

『悪の教典』(上・下)貴志祐介著

文藝春秋社(各1800円税込)。

もし、めちゃくちゃ知能が高くて、誰からも信用

されて、何のためらいも無く嘘がつけて、全く

躊躇せずに人を殺せる人間が学校に居たら。

これが、想像する以上に恐ろしい。


厚さが5センチぐらいあるハードカバーの上下巻なのですが、あっという間に読めました。

怖いもの見たさというか…読み出したら止められません。

しかし…なんなんでしょう、このズ~ンは。ぜひあなたとこのズ~ンを共有したい。なので、

ぜひ読んでみてください。
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数々の有名人男性との浮名を流す、吉本興業の才色兼備・シルク姐さん。

推定年齢50歳!?う~ん、年齢不詳です。

しかし…若かりし頃のお写真を拝見する限り、とても「べっぴん」とは形容

しがたいのですが。。今やこの美しさ!

これが、お金も時間もかけずに実践できるとか!?

さぁ、教えてもらいましょう、その技を!詳しくはこの本

『シルクのべっぴん塾』(ワニブックス・1200円税込)をご覧下さいw
 梅雨が明けたと思いきや、猛暑日の連続。。

あのロシアでさえも35度、NYなんて40度越え…という、温暖化なのか

なんなのか…恐ろしいかぎり。身近に感じることといえば、昨年まで殆ど

虫の来なかったマンション3階の我が家に、今年は早々に蚊の姿が…。

まったく嫌な世の中(?)です。

そんな、もう暑くてなにもしたくな~い。何も考えられな~いというアナタに

オススメしたいのがこの1冊。

『困ったときのベタ辞典』(だいわ文庫・税込680円) べつに、困ったときに助かる1冊って訳でも

ないのですが、ベタなせりふが満載で、ゆるゆるなアタマに心地よいゆらぎを与えてくれます。

最初のページが「とりあえずビール」から」始まり、「バナナはお菓子にはいるんですか?」

「あちらのお客様からです」「女房が怖くて酒がのめるか!」「誰のおかげで飯が食えると思って

るんだ!」「こんなのロックじゃねぇ!」「じゃ、先生が死ねって言ったら死ぬのかよ。」等など…

どこかで一度は聞いたあのベタなせりふが、解説&用例つきでドンと紹介。

役に立つとは思えませんが、なぜか癒される1冊。この夏のお供にぜひ。
夏といえば…ズバリ、カレーとレジャーです!!

不景気といえども、カレーぐらいは食べられるでしょうし、ドライブなら無料で楽しめる

スポットも多々あります。

(ま、個人的に一番安上がりなのは、本を買って読むこと…だと思うんですけどね)

話を戻しまして、カレーとドライブ。で、いま売れてます!この2冊!












 まずは京阪神エルマガジン社の『LOVEカレー』・税込780円。

京阪神のカレー150皿をご紹介!洋食屋さんのカレーから、本格的インド料理店の

カレー、はたまたカレーうどんにカレーつけ麺まで!カレー好きにはたまらん1冊と

なっております。

 そしてぴあからは『ドライブぴあ・関西版』・税込780円。

大阪・兵庫・京都はもちろん、滋賀・和歌山・奈良・三重まで広範囲を網羅。

住んでる所によるものの、テーマは「昼から出発、余裕で日帰りのドライブコース」。

まさに安・近・短の旅。連休が取れないあなたでも楽しめます。


『映画篇』金城一紀著・集英社文庫

素敵な物語でした。いや、参りました。

題名通り、様々な映画のタイトルが出てきますが、

この本を読むのに映画の薀蓄は一切必要ありません。

映画に詳しい人はよりいっそう楽しめるのかもしれませんが、

この本は“映画が嫌いじゃない人すべて”におススメです。
 

20100625.JPG“映画”というものが、とても素敵な役割を持つ短編集で、

この5つの物語が同じ時期に同じ場所で起っているので、

それぞれの物語が少しずつ重なってるんですね。

私が“本”という物体を好きだという気持ちと同じようなものを、

この小説の中で扱われる“映画”に対して感じました。

携帯やPCの画面からよむ小説と、紙に印刷された本が少し違うように、

                DVDやケーブルTVで観る映画とは、少し違うパワーを持った、 スクリーンで

                観る映画。

                やっぱり、映画には不思議な力があるんだな、と。

                とっても素敵な物語でした。 この本に出合えてよかったです。
























 

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