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先日、集英社から全集が刊行されました。

集英社創業85周年記念企画・コレクション『戦争と文学』全20巻+別巻1

コレだけ見たら、なんとも近寄りがたい硬そうな感じがしますが、パンフレットを

じっくり読めば興味津々です。各巻が『ヒロシマ・ナガサキ』や『アジア太平洋戦争』

といった風に分かれている訳ですが、内容は文学。これまた「文学」なんて言えば

近寄りがたいですが、要は小説です。(短歌や川柳が入っている巻もありますが)

小説は、作家が読者の心を動かそうと書くもの。そして読者の想像力をかきたてる。

それを読むことによって、数々の戦争やその時の暮らし、時代の空気を感じること

が出来るのです。資料集やノンフィクションの読み物では分からない…ドナルド・

キーン氏も「戦争について考えようとした場合、小説を読むことがいちばん効果的な

方法です」と仰っています。

もはや、おじいちゃん・おばあちゃんに戦争の体験を語ってもらえる時代では無くなり

ました。それは日本が平和であることの象徴かもしれませんが、世界中でいまだに

戦争が続いています。そんな中で、平和だからと“戦争”を忘れてしまうことは、少し

危険な事かもしれません。物語によって、次の世代に引き継ぎたい。そんな想いが

込められた全集です。

第一回配本(2冊同時発売)

『ヒロシマ・ナガサキ』

『アジア太平洋戦争』

発刊記念特別定価

各3570円

絶賛発売中です!

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忘れてたかもしれない、このトキメキ。

そう言えば、読書の本当の面白さを教えてくれたのは、この作家だった。

しばらくご無沙汰していてごめんなさい。今年で71歳という年齢で、今なお

精力的に書き続けていらっしゃる、あなたのご活躍に感謝します。

ジェフリー・アーチャー様。













最初に面白さに出会ったのは『ケインとアベル(上・下)』でした。

そして昨日読み終えたこの作品『誇りと復讐(上・下)』。

とかく翻訳モノは名前がややこしい、言い回しが独特で読みにくい、

英語でしか分からないダジャレ(?)や、地理的感覚がさっぱりわからない。

そんなのをぜ~んぶ含めても、そんなものはクソ食らえ!(オイオイ)ってほど

めっちゃくちゃ面白い。食べる間も寝る間も惜しんで読んでしまうとはまさに

このこと。

やっぱり、やっぱり、やっぱり、ジェフリー・アーチャーを読まないと、

絶対損ですよ!今や、絶版になっている作品も非常に多いですが、それこそ

古書を取り寄せてでも読むべきかと。

とりあえず、この作品をお試しあれ。きっとアーチャーの虜になるはずです。




ビジネス書で、こんなにワクワク&興奮しながら読んだ本は始めてかも?

というぐらい、面白く、かつ、感化されたのがこの本。

『スターバックス再生物語』ハワード・シュルツ著

(徳間書店・1785円)

スターバックスというと、おしゃれで、ちょっと高いけど美味しい、

ファーストフードのコーヒーショップというイメージではないで

しょうか。どこの店も混んでいて、なかなか入れないイメージも

あるので、なんで再生?という気もしたのですが、リーマンショック

前後の頃はやはり大変だったそうで。

一時は引退した創業者でもある著者ハワード・ジョーンズ氏が、このままではいかん!と

CEOに返り咲くところから、この物語は始まります。

ただし。スターバックスがスターバックスであるための揺るぎない部分は絶対に譲らない。

いかに美味しいコーヒーを提供し、心地よい空間を提供し、貧困に苦しむコーヒー農家が

自立できるように訓練したり、もちろん豆を購入したり。

地域へのボランティアや、地球規模のボランティア、また働くスタッフ達への福利厚生や

働きかけなどなどなど。今まで知らなかった新しいスターバックスと、その熱さにやられました。

規模も業態も全く違うけれど、私もスタバを目指したい…と密かに思っております。

4月といえば、新入社員の季節。黒やグレーの個性の無いスーツ(?)が

目にまぶしい季節です。が。

こちとら入社10年過ぎたわい。。と、ほとんど新鮮味の無い4月を迎えた方も

多いはず。家と会社の往復で一日の大半が過ぎてゆく日々。たまには何か

いいこと無いのか?!と、ふと思ってしまう、1人の食卓。。

そんなあなたにオススメしたいこの1冊。

『ワーカーズ・ダイジェスト』(集英社・1260円)

『ポトスライムの舟』で第140回芥川賞を受賞した、

大阪出身・現役会社員の津村記久子さん最新作。

こんなに共感できる小説があるのか??

もしかしたら自分の日常と同じこと書いてる?


と思うぐらい、身につまされる物語。

でも、最後はちょっと良いのよね。結末は読んでのお楽しみです。

芥川賞受賞作『ポトスライムの舟』も、最近文庫化されました。こちらも働く人が

主人公。あわせてお楽しみ下さい!


東日本大震災以来、どうも心沈みがち…という方も多いはず。

最初は圧倒的な津波の映像で恐怖におののき、被災者の方達の生活に

心痛め、いつまでたっても「どうなってるの??」としか思えない政府の

対応に苛立ち、そして原発への不安の数々。。

考え出したらきりがありませんが、逃避行とは言え、本を読んでいる間

だけは全てを忘れられます。1日に数十分ぐらい、そんな時間があっても

いいのではないでしょうか。

先月発売された、みをつくし料理帖シリーズ第五弾!

『小夜しぐれ』高田郁著・角川ハルキ文庫(620円税込)

訳あって、大阪から江戸に移り住み、小料理屋で女料理人

として暮らしている澪の物語。いつもいつも幸せな訳では

無いけれど、心をあたたかくしてくれる物語です。

もう何回も紹介している気がしますが(汗)。

ほんまに癒されますよ。読みながら「あ~もうすぐ終わる~」って、

読み終わるのがもったいないぐらいでしたもん。。。え?読んだことが無い??

そんなあなたはたっぷり5冊も楽しめる権利を持っています!!

うらやましい限りです~。全巻そろえてお待ちしておりますw

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