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単行本で発売されたときに、買おうかどうしようか迷った本。
発売されてかなり経ってから、結局買うこともあるし、断念することも。
そして、それが文庫化されたときに「あ!これ読みたかったやつ。」と
手に取り、それが面白かったりすると「あぁ、やっぱり読むべき本やったんや」
と、その本との巡り会いを確信するわけです。
最近、文庫化されて読んだ本『空とセイとぼくと』もそんな1冊。
幻冬舎文庫・久保寺健彦・760円。
「大都会、東京の片すみで野外生活をしながら、
犬のセイとふたりだけで生きてきた野生児・零。」
なんて、子供+犬=お涙ちょうだいモノ?と躊躇して
単行本の時は諦めたわけです。が。
やっぱり読むべき本は文庫になっても気になる。
そして、やっぱり読んでよかった!!となる訳です。
我ながら、伊達にン十年本屋に出入り(?)してるわけじゃない~と思ったり。
久保寺健彦さんの著書は他にも『みなさん、さようなら』(デビュー作)、
『ブラック・ジャック・キッド』がそれぞれ文庫化されています。どの作品も
ちょっと変わった(?)子供が成長していく物語で、ついつい引き込まれます。
そして、なんだか元気をもらうような。。
個人的には、この3作品の中ではやっぱり『空とセイとぼくと』がお気に入り。
ぜひお試しあれ。
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