×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
『漂砂のうたう』で直木賞を受賞した、木内昇(きうちのぼり)さんの
直木賞受賞後初の新刊が、明日発売になります。
題名は『笑い三年、泣き三月』(集英社刊・1,680円)
笑い三年、泣き三月というのは、義太夫節の稽古では、
泣き方よりも笑い方の方がずっと難しいという意味らしい
のですが、この小説が義太夫の物語というわけでは
ありません。
終戦直後の焼け野原で出合った、旅芸人、復員兵、
戦災孤児という、年齢も境遇も全く違う3人が、浅草の
ストリップ小屋で家族のように暮らし始めるという物語。
今日食べることで精一杯で、とにかく生きて行こうとする
人たち。そんな彼らの物語を読んでいると、色んなことでクヨクヨしたり落ち込んだりしている
現代の日本人たちに
「終戦直後に比べたら、どれだけ恵まれてるか!おまえらしゃんとせんか!」と
渇を入れられているような気持ちになります。
前作の『漂砂のうたう』とはまた異なる世界観が楽しめるこの作品。
最近どうも元気の出ない日本人に、読んで欲しい1冊です。
直木賞受賞後初の新刊が、明日発売になります。
題名は『笑い三年、泣き三月』(集英社刊・1,680円)
笑い三年、泣き三月というのは、義太夫節の稽古では、
泣き方よりも笑い方の方がずっと難しいという意味らしい
のですが、この小説が義太夫の物語というわけでは
ありません。
終戦直後の焼け野原で出合った、旅芸人、復員兵、
戦災孤児という、年齢も境遇も全く違う3人が、浅草の
ストリップ小屋で家族のように暮らし始めるという物語。
今日食べることで精一杯で、とにかく生きて行こうとする
人たち。そんな彼らの物語を読んでいると、色んなことでクヨクヨしたり落ち込んだりしている
現代の日本人たちに
「終戦直後に比べたら、どれだけ恵まれてるか!おまえらしゃんとせんか!」と
渇を入れられているような気持ちになります。
前作の『漂砂のうたう』とはまた異なる世界観が楽しめるこの作品。
最近どうも元気の出ない日本人に、読んで欲しい1冊です。
PR